集団感染や家族のインフルエンザ患者とタミフル服用

日本でインフルエンザが流行する時期は、1月上旬から3月上旬です。一般的な風邪は、のどの痛みや鼻水鼻詰まり、咳などの症状が中心で、全身に見られる症状はほとんどありません。発熱があっても、インフルエンザほど高熱にはならず、何日も寝込むことはありません。
それに対してインフルエンザは、風邪の症状の他に、39℃の高熱が出て、筋肉痛や関節痛などの全身症状が強く現れます。また、流行性疾患のため、一人が罹ると短期間に多くの人へと広がり、集団感染してしまいます。
こうした集団感染を防ぐためにも、流行する前の12月中旬までにワクチン接種を受けることが推奨されています。
インフルエンザの潜伏期間は、1日~2日ととても短く、ウイルスの増殖の速さが分かります。罹った人は、集団感染を起こさないために、人が集まる場所には出かけないようにしなければなりません。治ったように思っていても、5日間は菌をまき散らしますので、集団感染防止のために、学校や企業などでは、罹患して5日経過しないと登校、出社は認めていません。
家族にインフルエンザ患者が出た場合は、世話をする人は一人に限定します。患者の世話をする際は、必ずマスクを付け、終わったら速やかに手洗いを行います。患者の使った物は全て、他の家族とは分けるようにします。また、抵抗力の弱い高齢者や子供は、近づけないように注意しましょう。
注意を払っていても、同じ家で暮らす場合は、感染から逃れることは難しいものです。家族に発症したら、インフルエンザA型B型に良く効くタミフルを、予防薬として服用することをお勧めします。
タミフルは、症状が出てから48時間以内に服用することで、ウイルスの増殖を抑え症状が悪化することを防ぎます。また、身近にインフルエンザに罹った人がいた場合は、症状がなくても感染している可能性はありますので、タミフルを服用しておくのがいいでしょう。

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