インフルエンザ治療薬タミフルと解熱剤の併用

インフルエンザの治療薬としてもっとも知名度があるタミフルですが、治療だけでなく予防薬としても効果があります。そのため家族が感染した場合には、予防として服用すると効果があると考えられています。
インフルエンザに感染し、高熱が続いている状態ではタミフル服用後でも解熱剤を併用してよいのか迷う場合があります。解熱剤と一言でいっても種類がいくつかあり、ロキソニンなどの強い解熱鎮痛剤は併用はできませんが、カロナールなどのアセトアミノフェン系のものなら併用しても問題はないといわれています。タミフル自体に解熱作用はないので、もし高熱で苦しんでいる場合には、カロナールなどのアセトアミノフェン系の解熱剤を使用すれば大丈夫です。
インフルエンザの治療薬といえばタミフルといわれるほど有名ですが、多くのインフルエンザに効果が認められていますが、万能ではありません。効果があるとされているのは、A型とB型のウィルスで、C型のウィルスには効果がありません。もともとタミフルを開発したのは、アメリカの製薬会社で、開発に成功したあとに全世界で製造や販売を行っています。
そんな万能ではないタミフルに代わる新薬として、現在開発が進められているインフルエンザ治療薬の候補物質を岡山大学が合成することに成功したと発表されました。
新たに合成された物質は、ウィルスの増殖サイクルにおいて、シアリダーゼの働きを阻害し、タミフルやリレンザと同じような働きをすると考えられています。また阻害効果はタミフル耐性ウィルスの酵素に対しても、効果を保持できると確認されたので、今後改良を進めて既存の治療薬の代替薬として登場する日も遠くはないかもしれません。

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